NG プレイ日記④
前回までのあらすじ
うらしま女を探す地下闘技場王者とヤクザとヒロイン。うらしま女は逃げた方がいいと思う。
オカルトアイドル
前回の調査でネックになったのは、やっぱり公園の警備員の存在でした。警備員が巡回すると、未成年の主人公たちは通報されるのでオチオチ散歩も出来ません。
いつも調査は深夜なので通報は当然なのですけどもね!
そして実は警備員はアイドルオタクで、今は来瀬ももというオカルトアイドルに夢中らしい。
ということで、件の来瀬ももに来てもらいましたー!
これでアイドルオタクの警備員なんてイチコロだぜっ☆
まあなんでそんな急にアイドルが出てきたかと言うと、
ヒロインの葉月薫が実は来瀬ももだったというオチ。
調査のためにひと肌脱ぐどころか一つ皮を着たんですな。アイドルという名の皮を。
というわけで無事に警備を突破し、深夜の公園へGO!!
本心で言えばめちゃくちゃ行きたくないですけど!!!
うらしま女の出現
公園に入り、池のボート乗り場に行くと、
そこには血まみれのリボンが……。
恐る恐るそれを手に取ると……。
ギエエエエエエエエエ!
いきなり出たァァァァァァッ!
……と思いきや、これは血に触れたことによって発動した主人公のブラッドメトリーの能力でした。うらしま女に殺された被害者の記憶を読み取ったんですね。
いや〜ムゴい、グロい、コワいの三拍子。MGK。
こんなヤバい奴が住んでるところに前回石を投げたんですよね。ドラえもんのカミナリおじさんだったら、とっくにブチ切れてますよ。
というわけで、うらしま女もブチ切れて出てきました。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 石を投げたのはわざとじゃないんです(わざとだけど)!
そんな私の渾身の謝罪を無視して、うらしま女はコチラを睨みつけたまま、
「赤ちゃんどこ……? 赤ちゃんどこ……?」
と質問を投げかけてきます。
はっきり言いますが、知ったこっちゃねえ。
赤ちゃんなんかこんな深夜の公園にいるわけねえだろ! 最近の怪異は常識もねえのか! (←!?)
テキトーな嘘をついて誤魔化そうとしたところ……
まあ案の定こうなりました。
うらしま女に池に沈められて溺死GAME OVERです。主人公はカナヅチなのか?
ストーカー怪異
なんとか窮地を脱すると、この日の調査は終わり帰ることに。
もう二度と来たくねえ。
そんなプレイヤーの私の悲鳴を無視して主人公一行は「明日も行こうね!」とキャッキャッしています。
正気か?
そんな常識はずれの青春の1ページを刻んでいるところに、怪しげなオッさんが近づいてきます。
オッさんは裏社会に精通するフリージャーナリストの記者さんで、主人公たちに忠告してきます。
「怪異に挑むならもっと情報を集めろ」
……と。
未だかつてないほどの正論です。何しろ今までの主人公たちの計画は
とりあえずうらしま女を出現させようぜ! 出たら出たでなんとかなるっしょ!
みたいな後先考えない人間の究極でしたから。
ようやく怪異に対抗するには情報が必要だということ気づいた一行。明日から情報収集をすることにして、今日は解散しました。
とりあえず主人公もオンボロアパートに帰って、シャワーを浴びて、寝る前に鍵を閉めたかチェックしようと扉に近づくと……
むんずと主人公の髪を掴む者が。
なんと掴む者の正体はうらしま女!
公園からアパートまでストーカーしてきたのです!!
やめてぇ!
髪の毛を掴むのはやめてぇ!
この歳でハゲちゃううう!!
(続く)
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