死印 プレイ日記⑦

前回までのあらすじ

ついにパートナーでもあるメリイも怪異によって殺されてしまった。電源切りたい
 

ずう先生

 メリイが殺されたショックで電源を切ってしまいましたが、なんとか帰ってきました。

 というかマジで生き残る奴なんかいないんじゃないの。人類滅亡エンドだろ。

 
 そんな風に半ばやけっぱちになってるところで今回の怪異の紹介です。
 今宵の怪異は

ずう先生。

 ずう先生はZoo先生の意で動物好きの先生だそうです(Zooは和訳すると動物園)。

 ……ん? それだけ?

 
 確かに前回マンホール通りの地下にあったずう先生の手記は狂気に満ちてましたが、怪異の内容としてはあんまり怖くないですね。

 というか本当に怪異なのか?

 
 まあ舐めプはしないでいきましょう。何せメリイを殺した怪異かもしれませんしね。

 逆にそう考えたら無性に腹が立ってきました。塵も残さねえぞ、ずう先生とやら。

 
 

 
 

廃小学校、再び

 というわけで再びやってきました廃小学校。こんな場所に2回も来るとは思いませんでしたが、

 とりあえず今すぐ帰りたいですね。

 
 そういえばココには花彦くんもいたのに、どうしてずう先生も?
 と疑問に思ってたところ、霊能力者の安岡さんが簡潔に答えてくださいました。
 

 「彼らは棲み分けをしている」

 
 ほほぉ〜。棲み分けですか。私は2階の怪異を担当するから貴方は1階ね、と仲良く廃小学校を占拠していたと。

 ガッデム、チクショウ!

 なんで怪異の癖にそこだけ聞き分けがいいんだよ! 協力するなよ! 争え!

 そしてまとめて消えろおおおおおおおおおおお!!!!

 
 

 
 

テスト

 どんだけ愚痴っても花彦くんは既に私が破壊してしまったので諦めました。
 仕方なくずう先生の縄張りを探索していると、いきなりテストが始まりました。
 流石は元小学校教師。テストが好きなんですなぁ。
 まあ小学校のテストなんて私にかかればチョチョイのチョイよ、と思ってたら

 出てくるのは難問奇問。

 まったく分からねえや!

 あえなくずう先生から落第のハンコを押されてゲームオーバーになりました。悲しみ。
 
 それでもめげずに小学校内にあるヒントを参考にしながら解いていくと、とある部屋に拘束された女性が……。

 うひょー! セクシー!

 ……とか言ってる場合じゃない。
 すぐに救出し九条館に連れ帰ると、彼女は自己紹介を始めました。
 彼女の名前は広尾 まどか。ずう先生の元同僚だそうです。
 
 めちゃくちゃクールな人なのですが、

 この人さっきまで全裸だったんだと思うとクールさも半減ですな。

 
 

 
 

Survived

 そしてついにずう先生との決戦です。
 パートナー死亡率100%の私としては推しの愛ちゃんだけはパートナーに選びたくない。だけどパートナーはピアノを弾かねばならないようで、

 安岡さんも広尾ちゃんもピアノが弾けないという地獄。

 今すぐにでもピアノ教室に通って欲しいところですが、時間もないので仕方なく唯一ピアノの弾ける愛ちゃんをパートナーに。

 頼むから生き残って……(懇願)。

 そしてなんとかずう先生を倒すことができました。
 最初はどうってことない怪異だと思ってましたが、相当な強敵でした。何せ蹴りや噛みつきなど超強力な物理攻撃を用います。

 コイツだけ出てくるゲーム間違えてるだろ。

 
 そんなことよりも愛ちゃんの安否です。
 愛ちゃんは案の定教室にある楽譜を

 独りで

 取りに戻ります。
 

 いい加減学習しろよ、主人公。

 そうやって終わった後で独りにさせて何人殺してきたよ……。
 
 そしていつも通り聞こえるパートナーの悲鳴……。
 ああ、またかと落胆する私……。
 
 
 すると、
 愛ちゃんはただ残ってた蛇にビビっただけでした。

 ということは、

 これは、

 これはまさかの

 パートナー生存です!

 いよっしゃああああああああ!

 
 メリイすら死んでしまった4章ですが、推しが生き残ってくれました。
 その奇跡に打ち震えながら私はようやく怪異に勝った実感が湧きました。
 

 どうだ! 見たか!

 これがワシの実力じゃあああ!

4章ゲームオーバー回数:6回
総ゲームオーバー回数:21回

(続く)

とあるノベルゲーム好きな天道虫

好きなノベルゲームを 気ままにプレイしてる虫の日記です。

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