死印 プレイ日記⑤
前回までのあらすじ
レギュラーメンバーがまさかの死亡。私は無能だった。
くちゃら花嫁
真下様……どうして死んじまったんだよ……あんなに強キャラっぽい雰囲気出してたのによぉ……。
前回の仲間の死から全然立ち直れてませんが、新しい怪異は空気も読まずやってきます。
今宵の怪異は
くちゃら花嫁。
死印のパッケージにいる例のアイツです。ラスボスかなと思ってたら、まさかの三章登場。でもスタッフも自信があるからパッケージの顔にしたのでしょう。相当に怖いはず。
……逃げていいですか?
まあ逃げられるはずもなく、怪異の説明です。
くちゃら花嫁とは今は懐かしき電話ボックスに出てくる怪異です。
真夜中の電話ボックスに入ると、相手の方から電話がかかってきます。受話器を取って耳を澄ますと……
「あなたみたのね?」
と聞かれるので、それに「いいえ」と答えると自分が探している物の在り処を何でも教えてくれるそう。
私の理想の恋人はどこにいるか聞きたいですね!! (私利私欲)
それでもって「くちゃら」が名前につく理由はそのままで、受話器の向こうでクチャクチャと音を立てながら話してくるからだそうです。
汚ねえな……。
そんな育ちの悪そうな怪異に、あろうことか積極的に接触してしまったのが今宵のゲストです。
ひとりは赤宮 すず。小学生。ロリ。
何やら探しているものがあったそうで、知り合いが教えてくれたオカルト話からくちゃら花嫁に頼ることになったそう。
そしてロリをそんな怪異に導いた全ての元凶の知り合いというのがこの男、中松 栄太。今時こんな化石みたいなオタクいないぞ。
あとちなみに前回も出ていた滝川クリステ、ゲフンゲフン、有村クリスティさんもいます。
どうやら彼女にシルシをつけたのはシミ男ではなく、くちゃら花嫁だったそうで今回も協力してくれます。
というわけで、今回もこの三人の中からパートナーを選ばなければいけないのですが、
今のところパートナー死亡率100%なんですよね。
もちろん全員生還を目指しますが死亡する可能性も考えて、
死んでも一番心が痛まない奴といえば……
まあお前になるよな……。
そんな顔するなって。ゲームの定番を考えれば、お前が一番生還率が高いんだ。ゲームで殺されないキャラといえば……
子供、強キャラ、そしてギャグキャラ。
子供と強キャラは殺されちゃったけどギャグキャラはまだ生き残る可能性が残ってる! だからお前は死なんよ!
……多分。
VS 犬
色々調査していく内にくちゃら花嫁についての情報が集まってきました。
くちゃら花嫁も元は生きてた人間で、暴漢たちから暴行を受けたことから精神的に病んでしまい自殺してしまったそう。
そして自殺といえば、あの名所。H城樹海。前回散々迷わされたところを再び歩かされるとは……。
というかもう蜂はいないよね?
くちゃら花嫁が自殺した現場に何かないかな〜と探索していると、目の前には人面犬が!
しかもめちゃくちゃ唸ってくる!
だが、こういう時こそ落ち着いて対処しなければならない。
私「すなわち三十六計逃げるに如かず!」
犬「ガブり」
私「この犬畜生め! こうなったら正面からかかってこいやあ!」
犬「ガブリ」
私「私が悪かったよ……。ほら、仲直りに撫でてやろう(手を伸ばす)」
犬「ガブリ」
……帰っていいですか(泣)。
お前は勇敢だった
ついにくちゃら花嫁との決戦。
悲しい過去を持つお前だが、シルシをつけて生者を傷つけるのなら破壊しなければならない……!
というわけでオタク青年、栄太君と協力して退治に成功しました。
今回は怪異も満足して昇天したっぽいし、公衆電話の近くには民家も多いから暗闇ではぐれることもない。
やったな、栄太君! 私たちは勝ったんだよ!!
と思ったら、少し目を離した隙にまんまとくちゃら花嫁に栄太君が殺されてしまいました。
なんでだよ……! 何が不満だったんだよ……!!
でも栄太君、キミの犠牲は無駄じゃない。
キミが犠牲になったからこそ、ロリと滝川クリステルは助かったんだ。誇っていい。
そう思わないとやってられない……。
ひどい罪悪感を抱えながら、私は栄太君の目玉が転がる公衆電話を後にした……。
3章ゲームオーバー回数:4回
総ゲームオーバー回数:15回
(続く)
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