死印 プレイ日記④
前回までのあらすじ
何回もゲームオーバーになって、挙げ句の果てにはパートナーを死なせてしまうポンコツっぷりが露呈した。
ヒロイン枠、お前かよ
悪夢の夜から数日。シルシが消えた人たちは九条館から立ち去り、残ったのは主人公ひとり……
ではなく、真下も残っていた。
真下のシルシは既に消えていたのだが、調べたいものがあって残ってるらしい。こちらとしても猫の手でも借りたい状況。例え死んだ魚の目をした元殺人……元刑事だとしても助かる。
それにしても元刑事という肩書きからして脇役ではないと思ってたが、やっぱりレギュラーメンバーだっか。
というか最初の事件で知り合って行動を共にするってヒロイン枠のすることだよね?
えっ? つまりお前がヒロインなの?
森のシミ男
まさかのヒロインに落胆しつつ、今回の怪異の紹介です。
今回対峙する怪異は
森のシミ男
です。
……なんか花彦くんと違って、
弱そうな名前やな(舐めプ)。
森のシミ男は樹海に現れる怪異で、出会った人に「蜂は好きか」と聞いてくるそう。もし「はい」と答えてしまうと、身体に蜂を侵入させて、文字通り蜂の巣にされてしまうそうだ。
またもやYESと答えると殺される系。
このゲームスタッフはイエスマンに何か恨みでもあるのか?
まあというわけで、そんなイエスマン大嫌いなシミ男さんにシルシを刻まれた今宵のゲストの紹介です。
長嶋 翔。高校生です。見るからにヤンキー。でも違法行為はしてないという優良不良。これには元刑事の真下さんもニッコリです。
樹海をバイクでツーリングした最中にシミ男と鉢合わせたらしい。
ちなみに翔君は金属バットを振り回せる固有能力持ち。
シミ男なんてやっちゃってくだせえ!
樹海探索
またもや未成年に頼りまくるという情けない姿を見せたところでやってきました自殺の名所、H城樹海。
早速自殺志願者のオッさんがいましたが、
正直死にたがりのオッさんなんかどうでもいいので華麗にスルー。
すると、オッさんがいた先には山小屋が。そしてその中には……
全身穴だらけになった女性の死体が……。
うげえー。多少慣れたとはいえ、グロい死体はキツい。
というか、ちょくちょくセクシーな画が入るよね、死印。死体でも結構セクシーだし(倫理観ブッ壊れ)。
更に別の山小屋には女性の生存者がいました。
彼女の名前は有村 クリスティといってアナウンサーだそうです。
……ああ。
お・も・て・な・し・🙏の人か。
ほぼモデルが丸わかりだがいいのだろうか。消されない? 大丈夫?
ちなみにクリスティさんも案の定シルシを受けていました。
しかも自殺志願者。芸人との浮気がバレて自殺したかったんだとか。
いや本当に大丈夫? 名誉毀損とかならない?
なんだかんだで情報もかなり集まったところで一旦九条館へ帰還することに。
その帰路の途中で先ほどのオッさんとデート中のシミ男と遭遇しました。
邪魔しないから仲良くしててくれ。
そんな想いも通じずシミ男はコチラに蜂をけしかけてきます。
そういえばですね、
私の一番嫌いなものは「幽霊」で
二番目に嫌いなものは「蜂」なんですよ。
……。
やめてえええええ!
そのブンブンする音はイヤなのおおおおおおお!!!
早くううう! 早く逃げるのおおおおお!!
危険な男、真下
お化け(?)と蜂という嫌いなものツートップからなんとか逃れた一行。
調べた情報を纏めるとシミ男はかつて樹海を拠点に活動していたカルト教団の教主様だそうだ。
でもそれは生前の話。今は単なる化け物。化け物相手にどうしろというのだ。
そんな悩みを抱えていると、元刑事の真下からある物を渡されました。
……勝った。
ありがとう真下さん。いや真下様とお呼びさせてください。
この際、不法所持とか関係ない。
殺せりゃいいんだよ殺せりゃ。
ほら真下様もこう仰っておる。
というわけでシミ男と決戦です。
こちらが何もしなくてもぶぅんぶぅんという蜂の羽音の精神攻撃を仕掛けてきますが、コッチには秘策があります。
その秘策とは……
テレビの音をミュートにしちまえばいい作戦。
これにて苦手な蜂も半分は克服。シミ男もゲームシステムの裏をかいた(卑怯な)戦法に対抗出来まい。
真下様の拳銃と合わせて勝利を収めることが出来ました。
ありがとう、ミュート。
ありがとう、真下様(の銃)。
またひとり
真下様と勝利の余韻浸りながら帰ってる途中、突然懐中電灯の明かりが消えてしまいます。
辺りは家ひとつない樹海。あっという間に真下様とはぐれてしまいます。
そして樹海の何処からか真下様の断末魔が……。
えっ? 嘘だよね?
真下様はレギュラーメンバーでヒロイン枠なんだよね!?
生きてることを願いつつ駆け足で向かってみても、そこにはもう誰もおらず……。
真下様はシミ男の最期の妄執に殺されてしまいました。
レギュラーメンバーだと思ってた男がまさかの2章で脱落。驚きと悲しみが隠せません。
というかパートナーを死なせるのはコレで2回目。ポンコツっぷりに拍車がかかりました。
始めた当初は恐怖で心臓がもちませんでしたが、
今は死なせてしまった罪悪感で心がもたねえ。
2章ゲームオーバー回数:6回
総ゲームオーバー:11回
(続く)
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