Will プレイ日記⑨

前回までのあらすじ

ジミーは殺人鬼Piとの最後の戦いに臨む。物語はついにクライマックスへ……!
 
 

 
 

 スーパーヒーロー

 Piに冤罪で殺されかけたジミー。
 彼は今まで逃げてばかりの自分から脱して、Piに挑むことを決意しました。
 
 立ち向かう方法は単純で、いつか直接狙ってくるであろうPiを返り討ちにすること。
 
 その為に

 部屋から一歩も出ることなく、

 食事は全てデリバリーで、

 ゴミはどんどん溜め込んでいく

 という極限状態で暮らすことに。
 
 しかしジミーは周りから馬鹿にされようと非難されようと決して諦めません。彼はもう逃げないと決めたのだから。

 成長したな、ジミー……。

 
 そしてついにその時は訪れます。

 なかなか部屋から出てこないジミーに痺れを切らしたPiが直接来たのです!

 
 しかし……運の悪いことにジミーはトイレの中。これでは隠れることもできません。
 最凶最悪の殺人鬼Piに勝つには一旦隠れてから先手を取るしかないのに……!
 
 もう今度こそどうすることもできません。いくら運命を書き換えてもトイレの中じゃやることは限られてます……。
 
 しかし前にイシが言ってたことを思い出しました。

 どんな超常現象でも文章が成立してれば起こり得ると。

 
 ならば、これしかありません。
 ジミー、お前が隠れる場所は

 便器の中だあああああああ!!!

 多少汚いのもなんのその。

 便器に近づくと身体を小さくなる超能力

 を手に入れたジミーは便器の中でPiをやり過ごします。
 

 そしてPiはジミーが仕掛けていた罠にハマりノックダウン!

 
 平凡で弱気な青年ジミーと凶悪な連続殺人鬼Piとの戦いはこうして幕を閉じたのでした……。
 冤罪に巻き込まれて殺されかけるという超悲運でしたが、ジミーを救えてよかった……。
 その後、ジミーは便器に近づくと小さくなる超能力を一時的なものではなく、完全に手に入れました。
 
 そう、ジミーは名実共になったのです。
 初めに彼が夢見ていた

 好きな人を守れるスーパーヒーローに……。

 
 ……
 ………
 …………
 

 ……まあ多少汚い能力なのはご愛嬌で。

 というわけで、ジミー編完結です!
 気弱な青年がスーパーヒーローになるまでの成長劇でした。
 
 多分、一番成長した主人公。
 普通にカッコ良かったよ、ジミー。

 最初黒幕とか疑ってゴメンネ()。

 
 

 
 

 カウントダウン

 ジミー編も終わり、紆余曲折あった8人と1匹の物語も終了間近になりました。
 そんな中、イシはいきなり

 もう時間はあまり残ってない

 とか言い出します。
 
 時間が残っていない……? 神サマの世界では時間は無限ではないのか?
 そんなことを考えていると、

 いきなりカウントダウンが開始。

 

 アイエエエエエエエ!?

 ノベルゲームで時間制限!?
 遅読な私死んじゃう案件です。マジヤバい。
 
 そしてここから先はとある特定の結末に辿り着く必要があります。
 イシはその結末を目指して、最後の書き換えに臨んでいきました……。
 
 

 
 

 物語の終わり

 夢から覚めたユアンちゃん。
 イシの部屋を訪れると、

 そこには冷たくなったイシが……。

 
 何故こんなことに。
 目の前の光景が受け入れられないユアンちゃんはひとつの方法を試します。

 人々の運命を書き換えたように、自分自身の運命を書き換えていく。

 
 ラストバトル(?)にふさわしいBGMの中、主人公が自分の運命を書き換えるというのに鳥肌が立ちましたね。
 

 さあユアンちゃん! イシを救おうじゃないか! 

 ここまで色んな書き換えをしてきた私の実力を見せてあげましょう!
 私とユアンちゃんの決死の頑張りにより、イシは目覚めます。
 そして彼の口から語られる真実……。
 

 ユアンちゃんとイシは何者なのか。

 何故人々の運命を書き換えるのか。

 この世界はいったいなんなのか。

 
 

 というわけで

 Will -素晴らしき世界-、クリアでございます!

 
 イシの語る真実が気になる方は是非是非ご購入を……!
 ラストは怒涛の伏線回収もあって涙なしには見れませんでした。

 本当に心が震えました。

 
 ジミー編だけではなく、他の主人公たちの話も面白かったです。かなりの残酷物語でしたが、どの物語も最後には

 それでも世界は素晴らしい

 と言えるものになってました。

 彼らの物語が気になる方は是非ご購入を……! (2回目)

 
 

 
 
(次回は総評とまとめです)
 

とあるノベルゲーム好きな天道虫

好きなノベルゲームを 気ままにプレイしてる虫の日記です。

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