Will プレイ日記⑦
前回までのあらすじ
ジミー、冤罪で性犯罪者扱い。ユアンちゃん、心壊れる。イシ、主役交代する。の3本でした。
分岐する運命
前回よりユアンちゃんからイシへと主人公が交代しました。
イシはユアンちゃんと違って人間などどうでもいい派。
「たとえ助けを求める人間が死のうが関係ねえ」と正直に言ってしまうほど。
マスコットキャラの癖に……なんて言葉を吐くんだコイツ……。
ですが、そんなイシに主役が変わったお陰で出来るようになったことも増えました。
それはエンディングを選べること。
ユアンちゃんの場合、助けを求める全員が幸せになる為にハッピーエンド以外では物語が進行できませんでしたが、イシは違います。
助けを求める当人が死んだり退場したりしない限り、物語が進行できます。
左遷されようが、失恋しようが、家族が死のうが、友達が死のうが関係ありません。助けを求める当人が生きてればオッケーです。(もっと言えば当人すらも死んでも良い場合も)
ハッピーエンド以外で物語が進んでいく……。これが果たしてどのように影響を与えるのか……。
これもまたザッピングですな! (無理矢理)
ジミー、災難の巻
さてはて、ジミーの受難は続きます。
とある雨の日、ジミーは黒いコートを着た男に強襲を受けます。
男の名前は、
通称 Pi。
最近巷を賑わせている連続殺人鬼で、特定の人物のみをターゲットにする犯罪者です。
しかもその特定のターゲットというのは……
性犯罪に手を伸ばした人間。
だからああああああ!!!
ジミーのアレ(前回参照)は冤罪なんだってえええええええ!!!
どう言い訳しても聞く耳持たない殺人鬼に追い回される冤罪ジミー。
しかもPiに捕まると
身体を42分割されるとか
男性器をもぎ取られ口に突っ込まれるとかいう
ロクな殺され方をしません。
ジミー、逃げてえ……。
デスゲーム
なんとか運命を書き換えてジミーはPiの魔の手から逃れました。
しかしPiは一度狙って獲物は決して逃さない執着心の強い殺人鬼。
何故そこまで性犯罪者に執着するのかというと、色々理由があるのですが
実はPiも、とある主人公のひとりが運命を書き換えられた末の成れ果てなので割愛します。
そしてジミーはPiによって拉致されてしまい、とあるデスゲームを仕掛けられます。
それはジミーに注入された毒を解毒する為の注射器を探すゲーム。
ああ、いったいなんでことに……。
他の主人公たちの運命を書き換えていった結果、(多分)罪のないジミーがこんなことに……。
どこが素晴らしき世界だよ……。とんだ残酷物語じゃねえか……。
だけど大丈夫だ、ジミー!
絶対無敵の神たる私がついてるぞ!
何度お前がバッドエンドを迎えても書き換えるからな!
そして書き換えた結果、ジミーはなんとか
1本目の解毒注射器
を見つけることができました。
……そう、1本目とある通り、解毒剤はまだあります。ゲームはまだ続きます。
というか、このデスゲームはPiが勝つまで続くんじゃないか?
ジミーの受難はまだまだ続くようです……。
(続く)
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