死印 プレイ日記⑨
前回までのあらすじ
全ての元凶と思われていた観音兵は倒した。しかし未だにシルシは消えない。黒幕の正体を考えていると、パートナーのひとりが主人公と前に会ったことがあると言い出した……。
主人公の正体
シルシをつけられた者は記憶を奪われる。
そのせいで主人公は自分の名前すら全く覚えてない状況に陥ったし、バンシー伊藤は主人公と会っていたことさえ忘れていたそうです。
まあバンシーの方は若干ボケが入ってそうですけど。
とりあえずバンシーにシルシをつけていた観音兵は倒したので、彼の記憶が戻り、こうして主人公に話しかけてきたということ。
バンシーによれば、
・主人公は5年前からシルシに纏わる事件を予見していた
・館に来る直前になんらかの対抗手段を用意していた
……らしい。
肝心の主人公の正体は何も知らなかったのですが、対抗手段の在り処は覚えていたので案内してもらうことに。
しかしそこにあるはずの対抗手段は何故かなくなっていました。
まさかバンシー……金に困って売ったな?
黒幕
いきなり手詰まりになったせいでバンシーにあらぬ疑いをかけてしまいましたが、対抗手段がなくなってしまったのは事実。もうどうしようもない。
バンシーと別れ、九条館に帰る主人公。主人公の頭の中ではうっすらと黒幕の予想がついていました。
そういえば前にメリイが言っていました……。
怪異はただ生者を殺すだけではなく、
死の淵に追い込み恐怖に染め上げるのを見て楽しむ
……と。
この言葉に従うなら、主人公にシルシをつけた黒幕はずっと主人公が怯える姿を見て楽しんでいたに違いない。
なら、もう黒幕はアイツしかいない。
許せん。
散々悲鳴をあげさせていたの私を見て楽しんでいたというのか。
怖すぎて画面をぶん殴りそうになっていた私を見て笑っていたというのか。
朝から腹痛で悩まされていた私を見て嘲笑っていたのか!
課題をやるのを忘れて徹夜した私を見て馬鹿にしていたのか!!!!
半分ぐらい現実世界の私怨が入ってるような気もしますが、全部全部黒幕のせい。
喰らえ!
正義と怒りのムカ着火ファイヤーストロオオオオオオオオオオング!!! 💢💢💢
悪夢は終わらない
黒幕は倒されました。
主人公のシルシも消え、記憶も取り戻し日常へと還ることが出来ました。
それでも無傷とは言い難い。
つかさ君、真下様、栄太君、広尾ちゃん、そしてメリイ。
何故彼らがあんな風になってしまったのかは、もう分かりません。
しかし犠牲になった印人たちは救えなかった主人公を恨んでいるのではないか。
そう思った時でした。
主人公の腕にはこれまでにない凶々しいシルシがいくつも……!
ああ、もう勘弁してくれ。
これが悪い夢なら覚めてくれ……。
……というわけで、
スタッフロール!!!!
死印完結です!!!
おどろおどろしい恐怖と謎、それらに翻弄された私は思わず窓ガラスから飛び出しそうになることが何度もありました。
が、私は勝った! クリアした!
ということで三千年ぐらい、この疲弊しきった心を癒す旅に出てきます。
探さないでください。
(もうちょっとだけ続きます)
0コメント