【都会に帰りたい】イハナシの魔女 プレイ日記⑥
【前回までのあらすじ】
法よりも神が上位に来る沖縄離島にて光クンと魔女リルゥは友人アカリを田舎の風習から救うために奔走しています。ちなみに光クンはリルゥとアカリのふたりから惚れられてます。はよ答えを出せ鈍感マン。
【そしてオーディションへ】
アカリとリルゥの影武者作戦もついに最終盤。
特に問題なくオーディションの日を迎えます。
さすがは上位存在が使う魔法。効果は絶大だぜ。
代償が怖いがな!
オーディション前日の夜には光クンとアカリは、初めて会った時の思い出の蛍を一緒に見ることに。
どことなく、というか必然的に良い雰囲気に。
しかしふたりとも奥手!
何事もなく終わります!ふぁーー!!
アカリちゃんはともかくとして光クンよぉ……。
そのままアカリちゃんについていって、そのまま都会に帰るか?
まあまったくの無駄というわけでもなく、この夜の会話のお陰でアカリのやる気はMAX!
あとは会場で受かるだけとなったのですが……
島から出る船に乗り込む直前、
アカリの家の執事に見つかってしまいました。
Oh Got……。
【彼女は間違いなく親友だった】
東京へ行こうとしていることが、そしておそらくは影武者すらバレてしまった。
事情を知らない執事は止めにかかります。
島の住人は全て敵。法よりも神が優先される無法地帯。
いくら老人ばかりといえば多勢に無勢。
光クンとアカリはあっという間に島の住人に取り押さえられてしまいます。
もうダメかと思ったその時……
あの時の不良が仲間と共に駆けつけてくれました!
不良〜〜〜!最初は世紀末モヒカン小悪党クソ野郎とかと思ってごめんな〜〜!!
情報はくれるし、ここぞという時に助けてくれるし頼りになるクソ野郎だよ!!
お前は恥ずかしがってるけど、そのセリフも似合ってるよ!カッコいい!リルゥの次に!
というわけで、なんとか撃退!そして脱出!
そして不良たちにアカリを助けるよう指示したのは、体制側でもある、もうひとりの巫女の彼女でした。
敵でもあり、ライバルでもあり、使命を忘れて遊ぶアカリを疎ましく思ってた彼女がなぜ……。
アカリは彼女の想いを汲んで、ついに東京へ向けて出発します。
うぅ……ここ、ホント鳥肌立ったし泣けました。
頑張れ、アカリ!絶対受かってやれ!!
【正念場】
東京で若干迷子になりつつも無事オーディション会場にたどり着いたアカリ。
いや凄いな。初めて東京に来てスムーズに目的地まで行ける人、そんなにいないですよ。頭の良い子なんですね。
オーディション会場ではリルゥや光クンのことを思い出しながら、勇気を振り絞ります。幼馴染の金髪ロールを思い出すころには震えは完全に止まってました。
そして神をも恐れぬ不遜なアカリトークが爆発。
審査員も逆にその雰囲気に呑まれていきました。
渡夜時島に帰ってきたアカリに待っていたのは合格通知!
喜ぶのもつかの間、アカリが声優になるまでには大きな壁がありました。
なんと言ってもアカリはまだ未成年、恐らくは中3か高1ぐらい。成人と認められるのは18歳からです。
だからこそ、アカリが課せられた条件というのは……
親権者の同意。
アカリに田舎の風習と体制を押し付け、人権を奪おうとした両親から同意を?
それが出来てたら魔法で影武者作戦なんかやってないんですけどね……。
しかしもう逃げられない!
魔法でなんとかすることもできないでしょう。アカリと光クンは向き合う時が来たのです。
神がまだいる、この島と。
(続く)
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