【俺が法律だ】鳥類弁護士の事件簿 プレイ日記②

【前回までのあらすじ】

裁判に勝ったものの、冤罪をふっかけてしまった主人公。悪徳弁護士にランクアップ。
 
 

 
 

【正義は死んだ】

 冤罪を被せてしまった裁判から数日、ファルコン弁護士はまったく事務所に現れません。
 いつものサボりか?と思いきや……
 酒場で酒に飲まれてました。
 よほど冤罪をふっかけてしまったことを悔やんでいるのでしょう。正義とはなんだとずっと自問自答してます。

 そんなにクヨクヨすんな!勝ちゃいいんだよ、勝ちゃあ!

 
 と、そんな簡単に開き直ることはファルコンにはできない様子。それでも貴様猛禽類か。メンタルを鍛えろ。
 というわけで次なる依頼が飛び込んできます。
 依頼主はなんとスペインの王子。

 だけどめっちゃうさんくさい。大丈夫か。

 
 事件の内容は『国王暗殺未遂 及び 近衛兵殺害』。

 ……国王暗殺未遂!?

 
 もうダメだ。帰ろう。国を敵に回しちゃいけないよ。例え彼が無実でも、正義よりも命が大事だからね。

 私は逃げる!!!

 
 

 
 

【ライバル検事】

 今回の事件は薔薇の棘についた毒での毒殺。
 つまり順当に考えれば、渡した依頼人が犯人でなければ売ってきた花屋が犯人のはず……。
 ですが事件現場には謎のチョコの包み紙が隠されていました。
 
 単なるゴミならともかく、あえて隠してあったのは怪しい……。
 

 う〜む。分からない!

 今回もアドリブで行くか!
 
 相手はまたあの気弱うさぎなら楽勝でしょ……。
 と思ってたら、相手はココリコとかいうニワトリの検事でした。
 しかもこのココリコ、

 生粋のエリート検事。

 
 主人公のファルコン弁護士との裁判では

 全戦全勝。

 
 ……。

 控えて目に言ってもうダメですね。事務所畳んで逃げましょう。

 
 

 
 

【検事の矜持】

 裁判は混迷を極めます。
 鋭い論理を展開する検事、何故か判決を急ぐ裁判長、そしていつものアドリブで勝負する主人公……。
 なんとか裁判を来週まで延長することができましたが、ここからどう真犯人を探すか。
 これではもう負けが確定しているようなものですが、それでも調査は続けていると脅迫状が届きました。
 ハッハッハッ。これは逆に真犯人がいると証言しているようなもの!調査を続けるに決まってるじゃないか!
 とかやってたら

 背後から殴られた上に河に突き落とされました。

 
 哀れな鷹もここまで。さっさと逃げればよかったものの。
 なんとか一命を取り留めたとしても、翌日の裁判には間に合わない……。
 しかし法廷で窮地を救ってくれたのは

 まさかのココリコ検事!

 裁判長が有罪判決を勝手に決めようとしていたところを止めてくれたのです!なんとか河から這い上がってきた主人公も3分の遅刻で間に合いました。
 おかげさまで裁判は続行!
 そして助手のスパロウソンくんの身を張った活躍もあって、無事に無罪を勝ち取りました!
 でもココリコ検事は本当に良かったのでしょうか。もし手助けがなかったら彼は勝てていたはず……。
 しかしココリコ検事は胸を張ったまま佇みます。

 勝利ではなく正義を貫けたのだからいいのだ、と。

 

 な、なんてかっこいいニワトリなんだ……!

 負けるからってすぐに逃げようとしていた私が恥ずかしい。これからも頼りにしてるぞ……!(他力本願)
 
 しかしなんだか街が不穏な雰囲気に。
 う〜ん。裁判には勝てるかもしれないが、やっぱり国外に逃げた方がいいかも。
 
 

 
 (続く)
 

とあるノベルゲーム好きな天道虫

好きなノベルゲームを 気ままにプレイしてる虫の日記です。

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