【夏休みADV】クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み プレイ日記 総評・まとめ
というわけで……
クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休み 〜おわらない七日間の旅〜
完全クリアでございます〜!
リアルの夏が終わる前にゲームが終わってしまった……。もうちょっと味わいながらやるべきだったかも。
クリアまでは10時間30分。
全クリまでは22時間弱でした。
アクションADVとしては短めの部類ですね。サクッとプレイできるのが良き。
それでは次から総評に移ります。
【夏休みを楽しもう】
このゲームはタイトルにもある通り、夏休みを満喫するADVです。
それも私のようなゲーム三昧で終わるようなものではなく、外へ出かけ、大自然と戯れる。大人になってからはできないような遊びを体験できるゲームになっています。
やれることは色々あります。
釣りをしたり、虫を取ったり、ただただ探索したり……。
このゲームではなにもかもが自由です。クリアするまでになにかしなくちゃいけないことはありません。
例え1日中、中庭を走り回ってるだけでもクリアできます。
思い思いの夏休みを過ごせることは間違いないです。
個人的に特に好きなのは環境音。
昼、夕、夜とそれぞれで違う虫の鳴き声が聞こえる環境音が流れます。このリアルな環境音が、私が夏休みの真っ只中にいると思わせてくれるのです。
遊びまくるのも一興ですが、たまにはこうして耳を澄ませてみてください。きっと好きになります。
【ボク夏とは別ゲーである】
今作は「ボクの夏休み(略称:ボク夏)」というゲームの精神的続編と評しているが、中身はかなりコンパクトになっており似て非なるものとなっています。
まず作中でできることは少なくなっています。
・昆虫採集→維持
・素潜り→廃止
・釣り→釣竿のカスタマイズ廃止
・虫相撲(恐竜バトル)→成長要素の廃止、選べる自機も配布される5種類のみ
……と、かなり削減されています。
ですが、1番の差異はループすることでしょう。
8月の1週目をループするので、お盆などのイベントがありません。
またループは唐突に終焉を迎えるので、夏休みの終わりを感じることもできません。ココが個人的には一番残念なところでして、ボク夏であった「夏休み最後の週で徐々に大きくなる寂寞感」はなくなりました。
他にも街の住人たちのストーリーは少なく、ただ存在してるだけの人物も……。
言葉にはできないけどなんとなく分かる、こういった行間を読むシナリオは存在せず、直接的な表現の場面が多かったように思います。
【やることが少ないからこそ】
前述した通り、今作ではやれることが少なくなっています。
マップも縮小されており、外周を1週しても行動時間が余ります。
ですが、プレイ1周目を楽しむには十分なボリュームです。
そしてなにより、こういった内容だからこそ自由なのです。
制限時間がある中でやれることが多いと、どうしても計画的に生きてしまうもの。
逆に今作では制限時間をちょっと気にすればいい程の、適度な時間管理でプレイできます。
つまりこれこそが自由。
子供の夏休み。計画的に生きた人もいたでしょうが、ココでは無鉄砲に生きるべきなのです。
特になにも考えず、行きたい場所に行き、やりたいことをする。
制限時間を気にしなくていいほどやることがないわけではなく、かといって時間に追われることもない。
この絶妙な塩梅が本作の魅力なのかもしれません。
というわけで、総評・まとめでした。
クレヨンしんちゃん オラと博士の夏休みはSwitchで発売中です。PS4にも2022年の夏には来ます!
子供の時に味わった夏休みをもう一度体験したい方、オススメです!是非!
それではまた次のゲームでお会いしましょう!
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