メイドさんのいる暮らし プレイ日記③
【前回までのあらすじ】
美人メイドのイヴと一緒に住み始めて1週間。主人公とイヴは互いに惹かれ始めました。ちなみに私はまだ疑ってます。絶対裏があるって。
【そして結ばれる】
私の忠告も聞かず段々と距離が近くなっていく主人公とイヴ。とうとう主人公はイヴに自分の想いを伝えるためにデートに誘います。
水族館で戯れるふたり。
このあと彼らに悲劇が襲うとも知らずに……(勝手なナレーション)。
まあ私の予想が正しければイヴは詐欺師だし、告白なんて受け入れるわけないですからね!
イヴ「私はひとりの女性として、ご主人様をお慕いしております」
ギョ、ギョ、ギョ……
ギョエエエエエエエ!!!(粉微塵になる私)
はい。結果としてふたりは両想い、告白は成功して晴れて恋人になりました。
これじゃ私が道化みたいじゃないですか!!!!!(道化です)
しかも更にイヴは追い討ちをかけてきます。
「どこの誰とも知れない女は通報するか放り出すのが普通だけど主人公はそれをしなかったから好き」
おーおーおーおー。前半部分は完全に私の脳内読まれてますね。これ以上言い訳すると見苦しくなりそうですから潔くふたりの仲を認めるとしますか。
末長くお幸せに!!!(爆散)
【それ見たことか】
まあふたりは結ばれましたが、まだまだ物語は終わりません。
デートしたその日の夜。疲れ切ったイヴが先に眠ると突然電話がなります。
電話先にいたのは知らない相手。
しかし相手は主人公とイヴのことを知っていました。
こ、これは……!
やっぱりそうだったのか!
詐欺師イヴの親分が来るんだ……!
きっと……
「俺の子分に手をつけるとは良い度胸だなぁ!」
とか言ってくるんだ! 今まで来なかったのは主人公が奥手だったから! 告白なんかしたから親分がやってくるんだ!
主人公、逃げるんだぁ!
しかしそんな私の想いも通じず、イヴの重要な情報を知ってると聞いて対峙する気満々です。
あっ、死んだわ、コレ。
【イヴの秘密】
戦々恐々としながら自宅で待ち構えていると、とうとう親分がやってきました。
主人公、頼む、生き残ってくれ!
神に懇願しつつ、玄関の扉の先にいたのは……
なんだ、このチンチクリン。
この相川と名乗るチンチクリンが先ほど電話をかけてきた人物らしい。
なるほど? こいつが親分なんだな?
チンチクリンだからって躊躇はいらねえ。
やっちまいな、主人公。
しかしまあ相川という女性は詐欺師の親分でもなんでもなく、新世代ヒューマノイド研究所の研究員だそうで。
だけど彼女には悪いが、
子供が白衣着てお医者さんごっこしてるようにしか見えない。
……ん?
新世代ヒューマノイド研究所?
なんでそんなところの研究員がイヴの重要な情報を持ってるんだ?
えっ、まさか……。
相川「イヴは人間を模して創られた存在だ」
……
………
…………はい?
(続く)
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