夜、灯す プレイ日記⑥
【前回のあらすじ】
合宿開始!しかし合宿先でも悪霊に狙われる面々。逃げ場がねえ!
【怪談の真相】
鈴ちゃん達は旧校舎の怪談の元を辿っていくうちに、とうとう悪霊小夜子がいた時代の生き証人まで辿り着きました。
話を聞くために海沿いの老人ホームに向かうのですが……うーん、このシーンは良いですねえ。
エリート様は海で遊んだことがないらしく、みんなに手を引っ張られてはしゃぐ無邪気な感じがとても良き。
もう初期の排他的なイメージはないですね。むしろ常識知らずのギャグキャラに陥ってる。
本題に戻って、ついに生き証人と対面。しかもこの生き証人、単なる小夜子と同時代の生徒というだけではなく、彼女たちが行った姉妹の契りの見届け人でもあったのです。
そんな彼女だからこそ語られた真実……。
まあ予想通り、
小夜子は生前からかなりヤバい人物でした。
嫉妬深く、妹(仮)との関係を邪魔する奴は物理的に排除するような人だったそうです。
心中事件も嫉妬深い小夜子が妹(仮)を独り占めする為に無理やり一緒に死のうとした無理心中だったとか。
こんな生前から暴走してるのに、死後暴走しないわけがない。
悪霊になるのも納得ですわな。
誰か、陰陽師呼んできて!!
【お婆ちゃんとの思い出】
とあることがあって、鈴ちゃんはお婆ちゃんとの馴れ初めを思い出します。
天涯孤独の身であった鈴ちゃんを迷うことなく引き取ったお婆ちゃん。
鈴ちゃんがこんなに天真爛漫、明々快活に育ったのはお婆ちゃんのお陰と言えるエピソードでした。
このゲームはホラーなのに泣けるという意味で鳥肌が止まりませんでした……。ヨヨヨ……(泣)。
特に素敵だったのは、お婆ちゃん自身は学校に関してあまり良い思い出がないのに、鈴ちゃんに学校に通うことを勧めたことです。
「出会いの可能性を広げること」
この言葉がとても印象深かったです。恐らくはこの物語の主軸にもなっているんじゃないかなとも。
エリート様は鈴ちゃん達と出会うことで世界が広がり、逆に悪霊小夜子は妹(仮)との関係に閉じこもるあまり悪霊と化してる……。
いつか学校に通うことを迷ってる人がいたら、こういう言葉をかけてあげたいですなあ。
【やっぱりお前かー!】
色々あって悪霊小夜子を倒す方法が分かりました。
それは私の予想通り殴り倒すこと
……ではなく、箏を聴かせることでした。
生前の小夜子は音楽狂とも言える人物で、彼女が目指していた完璧な箏曲を聴かせることで正気に戻るんじゃないかという話。
なかなか良い案じゃないですかね。
プランBとして、いざとなったら箏で殴ることもできるし。
重いし強いよ、アレ、絶対。
そして練習中にエリート様はグループ奏の最後の問題
偽りの音
に切り込んでいきます。
もちろん相手は麗子ちゃん。
どうやら麗子ちゃんは真の実力を隠してるそうで、そのことをエリート様に問い詰められます。
この後はいつも通り、麗子ちゃんの本質を見抜いたエリート様にほだされると思いきや……
麗子ちゃんがいきなり豹変しました(!?)。
しかも彼女に重なってる声はあの小夜子のもの。
やはり
やはり
やはり黒幕はお前だったのかー!?
(続く)
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